REPORTレポート

ウォーキングイベント「塩の道祭り」に、なぜこれだけの人が集まるのでしょうか。無料のシャトルバス（※「終点→出発点」と「JR南小谷駅→出発点」）や、要所でのルート案内（＝のぼり旗や道しるべ）、5地区で振舞われる湯茶等のお陰で、信州の里山の春を安全、快適に満喫できるからかも。5/3（木）小谷村開催の、参加無料の「第44回塩の道祭り」は昨年と同様に下里瀬（写真）から栂池高原までを歩く「塩の道千国越えコース」（約9km）でした。
[下里瀬基幹センター]

下里瀬では小谷太鼓の演奏や小谷民謡に合わせての踊り、歩荷隊および代官（＝小谷村長）による出発式が行われました。受付を済ませたら、それぞれのペースでゴールへ向かって歩き始めます。集落を抜けると（写真）薄曇りの穏やかな晴天のもと爽やかな空気と芽吹き始めた草木の香りが心地よく感じられました。
[大別当地区]

メイン会場であり昼食処でもある千国諏訪神社（写真）では、湯茶と味噌汁の振舞いだけでなく、たこやきやおにぎり、南蛮ドッグ、大福、チュロス、わたあめ等の販売もありました。舞台では民謡と踊り、小学生による合唱、中学生と高校生合同の吹奏楽が披露されたり、歩荷隊と飛脚隊が紹介されたりしていました。
[千国諏訪神社]

栂池高原に入ると眼前に後立山連峰が現れました（写真）。尚、下里瀬、雨中、大別当・土倉、千国、栂池の5地区では、湯茶の振る舞いに合わせて記念のステッカーの配布もありました（※なくなり次第終了）。また、このイベントに合わせて、途中にある「千国の庄史料館」と「牛方宿」が入館無料になっていました。
[栂池高原]

　
※5/4（木）には白馬村で「白馬マイスターと歩く 春の白馬・塩の道と里山絶景ウォーキング」（※500円、小学生以下無料）が、5/5（金）には大町市で「塩の道湖畔ウォーク&フォトコンテスト」（※中学生以上500円、中学生未満無料）が行われます。
　
[第44回塩の道祭り]
＊場所 … 長野県北安曇郡小谷村中小谷2367
＊開催日 … 2023/5/3（水）
＊参加費 … 無料
＊駐車場 … 栂池高原祭り専用駐車場（無料、駐車場から下里瀬までシャトルバス）
　
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reported by Snownavi