5/27(土)に北アルプス白馬連峰の山開きを告げる「第57回貞逸祭」が行われました。白馬山案内人組合 のガイドのもと1,000円で白馬大雪渓へのトレッキングが楽しめるとあって、300人以上の参加が(※含ガイド料、記念ピンバッジ、保険代)。今回は趣向を変えて、8時20分からの安全祈願祭を待たず、一足先に大雪渓へと向かいました。
[猿倉荘]
標高1,250mにある猿倉荘(※7/1~9/30に営業、トイレは4/28から利用可)周辺はまさに新緑の季節。出発してすぐの林道(写真)では朝日に照らされた瑞々しい木の葉や高山植物、山野草に元気をもらいました。今年は残雪が少なくて白馬大雪渓の入口(※白馬尻手前)まで雪を踏むことがなく、歩きやすかったです。
[猿倉~御殿場]
白馬村からのご夫婦が「いつも見てます。今年は雪融けが早いので沢山の種類の花が見れますね。」とお話しくださいました。中でも数多く咲いていたのはニリンソウ(写真)。1時間30分ほどで白馬尻に着くと大雪渓を吹き下ろしてくる風が冷たかったため、身体を冷やさないようにとザックから防風ジャケットを取り出しました。
[御殿場~白馬大雪渓]
白馬ハイランドホテル にお泊りの滋賀県からのご夫婦(右から3番目と5番目)が「いつも見てます。白馬には冬も夏も月に1回来ています。夏山シーズンが始まりましたね!」とお話しくださいました。軽アイゼンを付けて雪渓歩きを楽しんだあと下山を開始。猿倉荘の赤い屋根が見えて、あたりに山菜の天ぷらを揚げる香りが漂い始めると参加者もレポーターも歩くスピードが上がりました(※山菜の天ぷらと豚汁が振る舞われました)。
[白馬大雪渓]
[第57回貞逸祭・白馬連峰開山祭]
*場所 … 長野県北安曇郡白馬村 猿倉(白馬岳登山口)
*開催日時 … 2023/5/27(土)
*受付 … 白馬村観光局まで事前に申込
*参加費 … 1,000円(税込、小学生以下無料) ガイド費、記念ピンバッチ、保険代含む
*交通 … JR白馬駅又は八方第5駐車場から猿倉までの臨時シャトルバス(往復1,000円、参加費と合わせて2,000円)
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reported by Snownavi