「白馬のお米特集」の3回目では「ミルキークイーン」(写真)という品種についてレポします。ミルキークイーンは、1989年~1994年に農林水産省が実施した「スーパーライス計画」プロジェクトの中でコシヒカリを元に開発されました。アミロース含有量が9.5~11.1%と少ないことで、日本人好みのモチモチとした食感の、美味しいお米になっています(※参考までに、アミロース含有量はコシヒカリが22.3~23.5%、もち米が0%)。
[白馬村・白馬ファーム]
ご飯の輝きとモチモチとした食感、甘み、柔らかさが感じられるミルキークイーンは、炊き立てはもちろん、冷めても硬くなりにくいため、おにぎりやお弁当にも適しています。白馬ファーム の武田社長(写真)が「今年も美味いお米ができましたよ。是非一度白馬村の米を食べてみてほしいね。」とお話しくださいました。
[白馬村・白馬ファーム]
白馬村のお米の収穫は、アキタコマチが一番早くて、次にコシヒカリ、最後にミルキークイーンの順。ちなみに、太谷農場 が「お米日本一コンテスト」で2023年に日本一になりましたが、10年前の2014年には下川隆さんのコシヒカリが日本一に輝きました。ミルキークイーンは今回のお米特集 Vol.1、Vol.2、Vol.3 で紹介した太谷農場、白馬農場、白馬ファーム、下川隆さんのいずれでも栽培されています。
[白馬村・太谷農場]
紅葉が麓に下りる10月末(写真)ともなれば、稲のほとんどが刈り取られていました。来たるべき長い冬には白馬村にあるホテルやレストランで、北アルプスに磨かれた美味しい水で炊かれた、美味しいお米を頂けます。尚、ふるさと納税 で新規にお米を申し込んだ場合、11月配送分は予約が全て埋まっているため12月以降に発送されます。
[白馬村遠景]
*白馬村で栽培されたお米はふるさと納税の返礼品としても選べます。ふるさと納税とは、生まれたふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度です。寄付することで、寄付額の約3割を返礼品としてもらえるだけでなく、住民税の減額(=控除)や所得税の払い戻し(=還付)も受けられます。
*白馬のお米特集→ Vol.1、Vol.2、Vol.3
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