元世界チャンプのジム
チームレスキュートレーニングジムは、パワーリフティング世界マスターズの元チャンピオンである沖浦克治氏が白馬五竜で運営するトレーニングジムです。ここには沖浦氏の指導目当てにプロスキーヤー、プロスノーボーダーを始めとして全国から様々なジャンルのアスリートが集まって来ます。
宿を改装したジムではビジター利用はもちろん、日単位、週単位、月単位のトレーニングや、2階の個室に泊まってのトレーニングが可能。スクワットとベンチプレスの可変競技用公式ラック5台、デッドリフト4面(※以上9ステージに専用ウエイトを300キロ平均セット)、補助トレ用としてヘックスバー2本、インクラインベンチ台1面、カーリングバー2面、レッグプレスマシン1台、シーテッドプーリーマシン1台、ランニングマシン1台、エアロバイク1台、スラックライン1台、オリジナル前脛骨筋バー2台、ファットバー1本、鉄アレイ、ダンベルといった機材が1階の各部屋に配置されています。
さぞかしハードなトレーニングなのだろうと思いきや、「いかに楽をしながら強くなるか」「午前30分、夕方に30分のトレーニング。あとは休む」というレストレーション(再生、復活)の発想を基本に、正しいフォームで強い筋肉を効率的に作れるよう、無理のないトレーニングプログラムが組まれています。
機材にも配慮されており、例えばスクワットには、バーの中心軸と身体の中心軸が近い状態を自然に作り出せることで腰部への負担を大幅に軽減するヘックスバーが使われています。
レストレーションの発想
世界マスターズパワーリフティング選手権大会で5回優勝、3つの世界記録保持のほか輝かしい成績を持つ沖浦氏。その指導の原点は「トップアスリートを名刀に例えるなら、競技の技術を教えるコーチが刀鍛冶であり、私はそのトップアスリートを育てるための良い玉鋼(=骨・筋肉・神経)を作りたい。」という思いにあります。そして、良い玉鋼を作るには、前述の”本来人間が持っている力まで戻す”というレストレーションの発想が基本になっています。
同施設では、スキー・スノーボード用の、超微粒子化されたパウダーWAXと、滑走面と同素材を用い高い吸着性能を獲得したポリエチレンホットWAXも開発しています。